ユニクロ 柳井正的生き方 [ビジネス一般]
やはり自粛ムードが広がります。鉄道だけでなく産業界全体です。
しかし私は,やはりこういう生き方,支援の仕方が好きです。
ユニクロのビジネスモデルは,色々とバッシングをされてきました。しかしこういう時にこそ,その企業の,そして経営者の本質が出るように思います。形ではなく,心です。
後方支援も大切 ー中止、自粛問題 [ビジネス一般]
未曾有の大地震で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、同じ日本国民として強い連帯を示したいと思います。阪神大震災で助けていただいた私たちです。救援に、そして復興にできる限りのお手伝いをしたいと思っています。
そんな中で少し気になることが。
西日本でも「自粛」や「中止」ムードが広がっています。大きなところでは九州新幹線の開業イベント。他にも地方自治体が計画していた後援会やコンサートなども中止されています。今後関西では、大阪駅ビルの開業をはじめとして、経済活動に関するイベントが続きます。
これだけ大変な被害があったわけですし、被災直後ですから、イベントごとを自粛しようというムードが広がることは仕方のないことかもしれません。しかしこんな時だからこそ、被害のなかった地域は「日々の業務」「予定されたイベント」を粛々とやるべきだと私は思います。
東日本は首都東京をはじめ、多くの地域で長期間にわたってダメージを受け続けます。とりわけ経済活動は悲劇的なものになるでしょう。そんな今だからこそ、無傷の西日本が今まで通り、いや傷ついた半分の日本のために倍以上の経済活動をする気構えが必要なのです。
企業でもそうですが、現場での活動を支えるためには、後方(裏方)の準備と補給が不可欠です。後方である西日本は今こそ、ヒト、モノ、カネ、情報を活発に動かし、日本経済の力を減速させてはならないと思うのです。
スポーツ関連のイベントも同じ。阪神大震災のとき、地元神戸のプロ野球球団オリックスはあえて地元開催にこだわり、「がんばろうKOBE」を合い言葉に奮戦。見事リーグ優勝しました。すべてはやり方だと思うのです。
本当の支援とは、形ではなくて心なのですから。少なくともイベントをやっている、という形式的なことだけでバッシングをするような風潮が生まれないことを強く望みます。
そんな中で少し気になることが。
西日本でも「自粛」や「中止」ムードが広がっています。大きなところでは九州新幹線の開業イベント。他にも地方自治体が計画していた後援会やコンサートなども中止されています。今後関西では、大阪駅ビルの開業をはじめとして、経済活動に関するイベントが続きます。
これだけ大変な被害があったわけですし、被災直後ですから、イベントごとを自粛しようというムードが広がることは仕方のないことかもしれません。しかしこんな時だからこそ、被害のなかった地域は「日々の業務」「予定されたイベント」を粛々とやるべきだと私は思います。
東日本は首都東京をはじめ、多くの地域で長期間にわたってダメージを受け続けます。とりわけ経済活動は悲劇的なものになるでしょう。そんな今だからこそ、無傷の西日本が今まで通り、いや傷ついた半分の日本のために倍以上の経済活動をする気構えが必要なのです。
企業でもそうですが、現場での活動を支えるためには、後方(裏方)の準備と補給が不可欠です。後方である西日本は今こそ、ヒト、モノ、カネ、情報を活発に動かし、日本経済の力を減速させてはならないと思うのです。
スポーツ関連のイベントも同じ。阪神大震災のとき、地元神戸のプロ野球球団オリックスはあえて地元開催にこだわり、「がんばろうKOBE」を合い言葉に奮戦。見事リーグ優勝しました。すべてはやり方だと思うのです。
本当の支援とは、形ではなくて心なのですから。少なくともイベントをやっている、という形式的なことだけでバッシングをするような風潮が生まれないことを強く望みます。
ソニーの次期社長は [ビジネス一般]
ソニーの新体制が明らかになり,ゲーム事業の立て直しを図った平井氏が副社長に昇格。ストリンガー社長の後継者として大きく前進しました。
確かに電車の中でソニーの携帯ゲーム機を持っている人をよく見かけます。今やソニーを支える大きな柱となったゲーム事業で結果を残している人が後継者レースの先頭に立つのは当然なのでしょう。
ただかつてのソニーでは,既存事業を立て直した人よりも,新しい事業や新しい価値を創造した(しようとした)がより評価されていたように思います。ストリンガー体制になってからは,ソニーは完全に普通の会社になっています。
私も以前はソニーフリークでした。AV機器やパソコンに限らず,ソニーの製品やサービスには何か新しさがありました。残念ながら今のソニー製品にはそれがありません。完全にスティーブ・ジョブズ率いるアップルにその地位は奪われています。
先日,古いソニーを象徴する一人である木原さんがお亡くなりになりました。
人事を見れば,その企業の方向性がわかると言います。イノベーティブ企業ソニーは,もう復活しないのでしょうか。ゲーム事業を立て直した人よりも,ゲーム事業を立ち上げた久多良木氏のような人材が出てこないことには,それは難しいことのように思います。
マクドナルドが首位陥落 [ビジネス一般]
世界全体の店舗数で,サブウェイがマクドナルドを抜いて世界一になったそうです。
売上高ではまだまだマクドナルドが首位のままですが,日本市場だけ見ているとちょっと驚きを覚えるかもしれません。
いずれにしても,企業でも国でも永遠に首位を走り続けるところはないということです。まるで永遠に続くかのような幻想をもってしまう今の中国の勢いですが,かつては日本やアメリカでもそれはありました。つい最近まで,アメリカ型の経営が世界を制覇し続けると多くの人が信じていたわけですから。
さて日本でもマクドナルドの牙城を崩す外食企業が現れるのでしょうか。
関連:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110308-00000062-jij-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110308-00000538-san-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110308-00000001-wsj-bus_all
成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)
- 作者: レイ・A. クロック
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
「どん兵衛」が破産準備 [ビジネス一般]
かつて日清食品と屋号を巡り訴訟を繰り広げた外食の「どん兵衛」が事業停止。破産準備に入ったというニュースです。
訴訟のダメージもあったとは思いますが,やはり経営力の問題ではないかと思います。以前もこのブログで書きましたが,訴訟に関して,
「日清の役員をかたった人物から商標使用の同意を得たと信じ、長年営業活動を続けてきた」
という弁明をしてきた企業です。もう少しましな言い訳があるでしょうし,もし本当だとしてもそれを信じる方がどうかしています。どちらにしても経営力が不足していたとしか言いようがありません。
勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなし,といったところでしょうか。
関連 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000568-san-bus_all
なぜ大手メディアは報じないのだろう [ビジネス一般]
短い記事ですが,なかなか深くて面白い。
確かにこのフレーズを入れるTwitterや掲示板、ヤフコメは本当によく見かけます。
記事のトーンは「遊び」であるかのようですが,私は多くの人たち,とりわけ若者の間ではこの感覚が結構強まっているのではないかと思います。
人間,物事が行き詰まったり,説明のつかない事柄に直面すると「見えない力」のせいにしたくなります。社会が悪い,世間が悪いというのを初めとして,これは石油メジャーのせいだ,アメリカ政府と中国政府の暗黙の決めごとだという「陰謀論」なんかも出てきます。
これに加えて,最近は記者クラブへの批判やリーク問題など,メディアの評判もよろしくない。こんなことが相まって,こういうフレーズが流行っているのかもしれません。
例えば私が担当しているマーケティング・リサーチの授業。毎年「新聞社AとBがまったく同じ問題について,同じ文面でアンケート(世論調査)をおこなったのに,正反対の結果が出てしまった」理由を学生に考えさせます。
ここで期待している答えはサンプルの歪み。例えば「外資系企業への規制強化に賛成か,反対か」という設問の場合,外資系企業の前でアンケートを集めた新聞社Aは反対意見が多くなるのに対して,日本企業の前で調査を行った新聞社Bは賛成意見が多くなるといったものです。
ところが毎年,かなり多くの割合で出てくる答えが「メディアによるねつ造」です。自社の考えに合うように,アンケート結果をねじ曲げているという意見が本当に多く出てくるのです。普段は既存メディアに対して批判的な私も,ここまでメディアを信用していないの?と少し擁護するぐらいです。
信頼はビジネスにとって大切な要素。既存メディア関連企業の業績は決して芳しいものではありません。その理由の1つはこんなところにあるのかも。
メディア・コントロール ―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)
- 作者: ノーム・チョムスキー
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/04/17
- メディア: 新書
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
- 作者: 松永 和紀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 新書
西宮ガーデンズ 2年目のジンクスなんてなんのその [ビジネス一般]
【産経新聞:西宮ガーデンズ、売上高676億円】http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110221/biz11022102000000-n1.htm
関連:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110221-00000502-san-bus_all
大規模ショッピングセンターが次々に開業していますが,業界では開業初年度の売上高が最高で,それ以降は減少することが「常識」だったそうです。
しかし阪急西宮スタジアム跡に建設された「阪急西宮ガーデンズ」は,2年目の売上高が初年度を上回った層です。
つい最近,百貨店の天候を理由とした苦戦が伝えられていただけに,阪急百貨店を各店舗の1つとする西宮ガーデンズの好調は特筆すべきものと思います。やはり同じような環境下でも,やり方によってはまだまだ成長の余地があるということなのかもしれません。
関連:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110221-00000502-san-bus_all
大規模ショッピングセンターが次々に開業していますが,業界では開業初年度の売上高が最高で,それ以降は減少することが「常識」だったそうです。
しかし阪急西宮スタジアム跡に建設された「阪急西宮ガーデンズ」は,2年目の売上高が初年度を上回った層です。
つい最近,百貨店の天候を理由とした苦戦が伝えられていただけに,阪急百貨店を各店舗の1つとする西宮ガーデンズの好調は特筆すべきものと思います。やはり同じような環境下でも,やり方によってはまだまだ成長の余地があるということなのかもしれません。
100円英会話 その実力は? [ビジネス一般]
百貨店3ヶ月連続減の理由は… [ビジネス一般]
百貨店の苦戦は今に始まったことではないのですが,ただこのような統計結果が出るたびに,その理由を外的要因に求めているような気がします。とりわけ気候のせいにすることが多いように感じますが,よく考えるとおかしな話です。
予想しないような天候,予想しないような変化があるからこそ経営者が必要とされるわけで,順風満帆な状況であれば誰でも結果は出せます。
地球温暖化のせいか何かは知りませんが,ここ数年は天候が私たちの常識とは違ってきていることはわかっているはず。そうであれば,そのような事態もあらかじめ織り込んだ販売戦略やビジネスモデルの修正をしておくことこそ,経営の役割だと思うのですが。
関連:
産経 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000569-san-bus_all
読売 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000795-yom-bus_all
ロイターhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000131-reu-bus_all
内需衰退 百貨店、総合スーパー、ファミレスが日本から消え去る日
- 作者: 須田 慎一郎
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 単行本
胸が小さく見えるブラ [ビジネス一般]
世の中のニーズとは,本当に読みづらい。
これを象徴するようなニュースです。ニーズを先読みしながら商品開発をする。それがメーカーの仕事と思われていたのが20世紀だとすれば,それならいっそのことユーザー自身に商品開発をさせてしまえ。
これが私が研究している「ユーザーイノベーション」という考え方。ご興味のある方は是非ご連絡を!
なんだかブログまで最近はツイッター風になってきた。