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公立校の夜間授業 [大学マーケティング・シリーズ]

リクルート出身の中学校長が,夜間授業を計画したというニュースです。大手進学塾の講師を招いての補習授業のようなもののようですが,予想通り反発が出ているそうです。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_12/t2007122737_all.html

記事にもありますが,その理由の1つは「知育一辺倒では,知識偏重を煽ってしまう」というもの。すぐ反対するする方々は,どうしてこう縮小均衡的といいますか,orの発想といいますか,そんな考え方しかできないのでしょうか。

「知徳体」のバランスが大切なことはわかります。それならこのような知育授業が始まるのであれば,徳と体の教育も負けずに増やせばよいではないですか? とくに「徳」というものは数=授業時間数ではないのですから,どれもがんばって時間が足りないということもないでしょう。バランスという言葉は聞こえはいいですが,結局は低いレベルの方に合わせていくことが多いことになりがちです。むしろ突出した部分を追いかけることが,普通の発想だと思うのです。つまりandの発想です。

また大手進学塾の講師を招くことは,先生の指導力不足を指摘することだ。そんな反対意見もあります。もし実際に「知育」部分で負けているのであれば,事実なのですからしかたのないこと。教員もプロなのですから,負けは負けと認めて,その世界の手練に学べばよいことです。私も教育面については,その道のプロフェッショナルから常に何かを盗もうと研究しています。

やはりどのような世界でも,競争や刺激がなければ成長しません。もちろん拙速なやり方は考えなくてはならないと思いますが,あくまでの顧客である生徒の立場でなにがベストなのか。それを考えることが大切なように思います。


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