一橋大学がトリプルA [大学マーケティング・シリーズ]
大学も企業と同じく,格付けされる時代になってきました。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070917.html
東大,九大に続いて一橋大学もトリプルAを獲得したそうです。
慶応や早稲田といった私学の雄はAA+らしいので,日本の場合は国高私低の傾向があるようです。独立法人化されたとはいえ,親方文科省の方が安心ですから。
大学の場合,どこまでこの格付けが意味を持ってくるのか不明な部分はあります。企業と違い,株式の発行ができるわけではありませんし,資金調達も自由度が下がります。現段階では受験生向けのパフォーマンスなのでしょうが,肝心の受験生がどこまで気にするのか。
むしろ,教育機関に対してはもっと新しい格付け方式を作るべきではないでしょうか。現在も朝日新聞社や予備校,評論家からいくつか書籍が発行され,格付けに近いことが行われていますが,必ずしも十分ではありません。これは情報公開を渋る大学側にも大きな問題があるのですが,中にはかなり一方で,かなり独断と偏見に満ちた内容の本が多いのも事実です。
ぜひとも,プロの目をもった本格的な大学格付け会社の誕生を期待します。
比較的よく取り上げられる大学格付け系書籍
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