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環境問題のウソ [環境問題]

日本でもサマータイムが導入されるかもしれません。戦後まもなく導入されたことがあるらしいので,正しく言うと復活だそうです。http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070521/ssk070521001.htm

経団連は地球温暖化対策のためにも,ということらしいのですが本当にそうでしょうか。以下のリンクでもわかるように,サマータイムの導入には反対論も根強いようです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E6%99%82%E9%96%93

かつて日本で導入されたときも,結局労働時間は短縮されず,かえって長くなってしまったため,サマータイムは定着しませんでした。確かにちょっと考えれば,怪しい話がたくさんです。

例えば冷房コストの減少。朝早くから仕事を始めて,早く切り上げることができれば冷房機器を使う時間が短くなるということですが,近年の夏は連日のように「熱帯夜」です。朝だから涼しいというのは幻想です。

逆に労働時間の長時間化の危険性は十分あります。リストラの影響で企業の人員が減少し,ただでさえ一人当たりの労働負荷は増えています。サービス残業も増えていると言われています。そのような中,サマータイムを導入すると,合法的に朝の数時間が労働時間として増えるだけのように思います。

ただ,以前よりこのブログでお話しているように,現代人は「環境のため」という錦の御旗を掲げられると,無批判で受け入れる傾向が強くなっています。分別回収も本当に効果があるのかわかっていません。むしろ環境に悪影響を与えているという研究もあります。

環境にやさしい生活をするために「リサイクル」してはいけない

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天下の朝日新聞も,地球温暖化⇒氷山が解ける⇒地球が水没する,といったストーリーを連想させる,明らかに世論をミスリードするCMを流し続けています。 リサイクルを熱心にやっても,結局潤っているのはこの利権を握っている人々のみという話も聞きます。

そのような流れをみると,以前は労働強化となったことで廃止されたサマータイムを,環境という大義を掲げて再び導入しようとする。それも経営者や政府与党サイドから。近年よくみられるいつものパターンで,なにやら怪しさも感じます。


環境問題はなぜウソがまかり通るのか

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リサイクル幻想

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