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原発問題 日本と海外で温度差があった理由は? [ビジネス一般]

予断を許さない状況は続いていますが,解決の糸口は見えてきたように思える原発問題。ただ発生当時から比較的楽観論というか,最悪の状況ではないと言い続けた日本政府・東電・日本メディアに対して,外国政府やメディアそして日本在住の外国人はかなり悲観論でした。事実,フランスをはじめ多くの国は自国民の日本脱出を勧告していますし,実際に日本を離れる在留外国人も多数います。

【ロイター:原発事故などで脱出者増える日本、「第2の故郷」に留まる外国人も】
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201103220122.html

これは一体どうしてなのでしょう。

そのヒントとなる話を,外国人の友人から聞きました。
彼は私が通っている語学学校の講師です。たまたま震災の前に母国(カナダ)に帰国していて,向こうで今回の災害と原発事故を知りました。その彼が言うには,

「ミスターエダノが発言していたヨウユウ(溶融?)が,メルトダウンと訳されていたからだと思うよ」

とのこと。

お互い詳しい専門知識はないので,なんともいえないのですが彼曰く,

溶融=melting=溶け出している状態なので,まだ手の施しようがあるのだろうけど

メルトダウン=melt down=制御不能の爆発(?)状態なので,少なくとも欧米人はさあ逃げろとなるとのこと。

確かに一部には,海外ではメルトダウンと報じられていて,これは独自の情報を入手した結果そう判断した=政府は何か隠しているという話もありました。ただ外国人の彼の話だと,単なる誤訳だと(記者会見の吹き替えがそうだったので)。

その真偽はともかく,このようなデリケートな問題は海外でどのような訳がなされているのかをしっかりとチェックする必要があるのかもしれません。ただでさえ曖昧な言葉の多い日本語。企業でもそういうトラブルは少なくないでしょうから。

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