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本当に100年に1度の危機? [ビジネス一般]

内定取り消しが続いています。

【朝日新聞 旧グッドウィル・グループ子会社、61人内定取り消し】
http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY200903110236.html

これ以外にも,多数の内定取り消しが起きており,学生にとっては4月1日を迎えるまで安心できない日々が続きます(もちろん入社したら終わりではないのですが)。

学生たちの人生に大きな影響を与える内定取り消しについては,様々な形で批判が浴びせられ,とくに経営者に対しては社会的責任と同時に,経営手腕への疑問が投げかけられています。 ただ…

その一方で,今は「100年に1度の危機である」だそうです。

確かに麻生総理をはじめ,政府はナントカの一つ覚えのようにこの言葉を連呼していますし,ほぼすべてのマスコミも同じように,この言葉を報道しています。

どうやら国民の中にも,この言葉が刷り込まれたのか,街頭インタビューなどで「この危機に政治は何をやっているんだ」というコメントをしている光景をよくみかけます。

もし本当に100年に1度の危機ならば…

それを予想しろというのは難しいことではないのでしょうか。誰も予想できないような「未曾有」危機だから100年に1度なわけですから。

とくに100年に1度の危機を連呼しているマスコミや政府に,内定取り消しをしている企業の経営者を批判する資格などないように思うのです。逆に批判しているということは,じつは皆さん100年に1度の危機などと本気では思っていないのではないか,と思ってしまいます。
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