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小池防衛大臣の記事を世界レベルでみると [研究]

朝日新聞によると,小池防衛大臣の訪米は異例の厚遇だったとか。
詳しい記事はここ; http://www.asahi.com/politics/update/0811/TKY200708110180.html
確かにチェイニーやライスなど,ブッシュ政権の中枢を担う人物と面会ができたのですから,厚遇なのでしょう。しかし,別の角度からこの話を見てみると,意外なことが見えてきます。

Google.comのニュースでKoikeを検索してみました。すると,引っかかってくるのはThe Daily Yomiuri, The Japan Timese, Chaina Daily Korea Times, Mainich Daily Newsなど,日本やアジア諸国の英語版が多く上がってきていますが,肝心のアメリカ本国の記事はそれほどでてきません。

Washington Postも取り上げていますが,記事をよく読んでみると小沢民主党代表の言動と絡めたものであり,決して小池防衛大臣の訪米成果や意義を説明したものではありません。
詳しい記事はここ; http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/08/09/AR2007080901494.html

何が言いたいかというと,日本の中にいて日本の新聞ばかりを読んでいると,これだけ世界の動きとはかけ離れてしまうということ。小池さんは日本では人気があるのかもしれませんが,アメリカでもそのキャラクターが通用していると思い込み,彼女に過度な期待をしても大した成果は得られないわけです。

私たち研究者も同じ。日本ではすごいことのように思っていても,じつは世界ではすでに当たり前のことであり,別に新しくもなんともないということがしょっちゅうです。世界で勝負するなどと大それたことを言うつもりはありませんが,常に世界を意識しながら研究をしなくてはならないと思う今日この頃です。

※ちょっとこのあとバタバタしてしまうため,2週間ほどブログの更新はお休みさせていただきます。


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