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観測史上もっとも「遅い」積雪 [ビジネス一般]

週明け早々,小ネタというかつまらない話で恐縮です。

【毎日新聞 荒天 北海道に強風と雪 青森でも22年ぶり積雪】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090426-00000011-maip-soci

これは1987年と並び,観測史上「もっとも遅い」積雪だそうですが,このニュースをみて,ちょっとだけ「おやっ?」と感じました。

積雪のシーズンとは,いつからがスタートなのでしょう? 読んだときに「えっ? もっとも早い積雪じゃないの?」と思ってしまったからです。よく考えれば,記事の通りだとわかるのですが,「今年一番の」とか,「平年よりは××ですが,昨年よりは○○です」のように,気象関係の言葉にはわかったようでわからない言葉が時々出てきます。

天気の話はいいとして,データをまとめるとき,新聞記事を読むとき,同じ事実なのにタイトルの付け方,分析のしかたで印象が変わることが多々あります。

例えばテストマーケティングである商品の支持率を調査したとします。その結果が,商品を支持する人30%,支持しない人30%,どちらでもない40%のとき,「商品の支持率は30%にとどまっています」とするか,「商品を支持しない人は30%にとどまっています」とするかによって,情報の受け手の印象は180度違ってきます。

どんなに客観的な手法で集められた情報も,必ずそれを発信する人の「意図」というをフィルターを通って世の中に流通する。このお天気のニュースをみて改めて,そんなことを感じました。
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