SSブログ

「おくりびと」「つみきのいえ」に米アカデミー賞 [ビジネス一般]

明るいニュースです。

日本の2本の映画が,アカデミー賞を獲得しました。

【Yahooニュース アカデミー賞『おくりびと』が外国語映画賞受賞】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000014-flix-movi

【朝日新聞 「おくりびと」「つみきのいえ」に米アカデミー賞】
http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200902230088.html

低コスト生産を武器とする中国をはじめとする新興国の追撃を受け,日本が知識立国への転換を図らなければならないと言われ続けて何年たったでしょうか。

先日のノーベル賞や,今回のアカデミー賞,そして京都大学の山中教授らが開発したiPS細胞技術など,その芽は着実に出てきています。しかしマクロ的にみると,肝心の旗振り役である政府や産業界,そして労働者の多くは,依然としてモノづくりへの依存体質を続けようとしています。

もちろん,日本経済の現在の基盤である自動車や家電といったハードウエアという意味でのモノづくりも大切です。ただ,それがコスト面から行き詰まることはずいぶん前からわかっていたこと。今回の世界不況による製造業の不振は,外部環境の急激な変化によってその問題点が一気に噴出したに過ぎません。

それにも関わらず,企業や政府も従来のように製造業者やその関連企業への支援だけを行ったり,労働者も製造現場での仕事にこだわり続けていては,一旦は持ち直してもいずれは同じことをまた繰り返します。

社会の仕組み,そして私たちの思考回路も製造業,モノづくり中心から,本気で知識中心へ転換する時期に来ているように思います。
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 1

安永峰夫

署名をお願いします
国へES細胞やiPS細胞などの研究費へ投資をお願いする署名を集めています。

by 安永峰夫 (2009-02-25 18:35) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。