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ファミコンの公式修理サポート終了へ [ビジネス一般]

家庭用ゲームという市場の,事実上の開拓者であるファミコンと,その後継機であるスーパーファミコンの修理サポートが終了するそうです。
詳しい記事はここ; http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071017-00000030-zdn_n-sci

家庭用ゲーム機市場は,この間に大きく変動し続けました。上記の2機を擁し,圧倒的な王者として君臨していた任天堂も,まさかと言われたソニーの参入によりその覇権を失いました。

今度はプレステ天下が続くかと思いきや,WiiとニンテンドーDSで再び任天堂が独走を始めています。そしてこのゲーム市場は,マイクロソフトという世界的な巨人企業をも巻き込みながら,さらに激しい戦争を続けています。

家庭用ゲームはソフト開発も含めて,日本企業が世界を牽引できる数少ない産業だとも言われています。その先駆けとなったファミコンの事実上の勇退。感慨深いものがあります。

ただゲーム機に限らず,ハイテク機器やソフトなど,製品の変化が急速に進む商品については,ユーザーサポートをどのようにしていくかが大変重要な問題になっていくと思われます。

例えば今回のファミコンのサポート終了も,これに適合する半導体などの部品調達の困難さ直接の原因です。技術レベルがすさまじいスピードで上がっていくこれらの商品は,部品も当然レベルアップしていきます。多くの製品では,これら部品が外部調達されていますので,いつまでも旧式製品を作ってもらうわけにもいきません。

環境問題が叫ばれる中,製品を長く使うことはペットボトルのリサイクルよりもよほどゴミの減少や資源の有効活用に寄与するはず。社会全体で考えるべき問題かもしれません。


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