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ドラえもんの最終話 [ビジネス一般]

以前から都市伝説のようにあった「ドラえもんの最終回」。このストーリーを本当に漫画化し,さらに販売していた人がいました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000178-jij-soci

芸術の世界は,ある作品をモチーフとして,新しい作品を作るということがよくあります。芥川龍之介の作品には,今昔物語集など古典からヒントを得たと思われるものが多数あります。ただ今回のドラえもんは完全に原作と同じ作風らしいので,ちょっとやり過ぎだったのでしょう。

ネットの時代になり,著作権の線引きは次第にあいまいになっています。知らないうちに私たちも著作権侵害をしてしまっていることは多々あります。気をつけねばと思います。

※ネットと著作権についてはこのような本も。

「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック

「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック

  • 作者: 中村 俊介
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2006/01/14
  • メディア: 単行本

それよりも驚いたのが,これを販売していた書店がいたこと。つまりこの作者からの販売委託を受けていたわけなのですが,こちらの方が問題ではないかと。結局,メーカー(作者)がいくら偽造品を作っても,流通業者が取り扱わなければ,その商品はそれほど多く世の中には出回りません。今回のように,限りなく黒に近い商品を,書店が売るのはあまり感心できません。

ブランド品の正規代理店に,コピー商品が置いてあるのはさすがにまずいでしょう。このような作品は同人誌のコミュニティでひっそりやるものです。

著作権とは何か―文化と創造のゆくえ

著作権とは何か―文化と創造のゆくえ

  • 作者: 福井 健策
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 新書


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