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マナーってなんだろう [エッセイ]

伊丹空港のラウンジ。少し時間があったので、パソコンコーナーでパコパコ仕事をしていると後ろの方で「ジュルジュルジュルー」と変な音が。振り返ってみると、50歳を超えたぐらいの男性でしょうか、無料の缶ジュースを音を立てて飲んでいます。

下品なやっちゃなあ、と思いながら仕事に集中していると,また「ビチュビチュー」。今度はオロナミンCを,これまた音を立てながら飲んでいます。確かにいますよね、飲み物を音を立てずに飲めない人が。だんだんこちらもいらいら。

またしばらくすると、再び缶ジュースを持ってきて「ジュビジュビジュー」。5分後ぐらいには,今度はコーヒーを持ってきて「ズゴー,ズゴー」。若かりし頃の私なら,「おっさん,音立てずに飲めや」と言いそうなものでしたが,今やもう立派な大人。私の方から退出しました。

前振りが長くなりましたが,こんなニュースが。

レストランで料理写真を撮る これは「マナー違反」なのか

この記事にある「写真をとるのは日本人ぐらい」というのは完全に間違いですが(欧米人も普通にとっています),マナーってなんでしょうねというのを考えさせられました。

日本人は「形式」にこだわりますが,マナーの原点は周りの人に不快な思いをさせないこと,そしていろいろな意味で「美しく」振る舞うことだと思います。

だから同じ行動でも,ある場合にはマナー違反になるでしょうし,ある場合にはそうならない。昔の日本人はそれがちゃんとできていたような気がするのですが。


図解 マナー以前の社会人常識 (講談社プラスアルファ文庫)

図解 マナー以前の社会人常識 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 岩下 宣子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: 文庫



さすが!と言われる ビジネスマナー 完全版

さすが!と言われる ビジネスマナー 完全版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 高橋書店
  • 発売日: 2010/03/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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是非見て欲しい,被災地岩手からのメッセージ [エッセイ]

大阪では桜がきれいに咲きそろってきています。例年であればお花見のシーズンまっただ中でしょう。

しかし今年は東日本大震災の影響から,被災地以外でもお花見自粛の動きが広がっていると聞きます。ある有名知事も,花見の自粛を要請するコメントを出していました。

花見を自粛しよう,歓送迎会もやめておこうと思っている人たち。ぜひこのビデオを見て欲しいなあと思います。とくに2番目のビデオに出てくる「経済的二次被害」。この言葉をよく考えてもらえればなあと思います。

お酒が飲めない人も,4番目のビデオをぜひ見て下さい。











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ちょっとびっくり [エッセイ]

東京出張から戻り,久々にアクセス解析をしてみると,なんと

いつものアクセス数と2桁ぐらい違うではないですか!

なんだこりゃ。ツイッター効果なのでしょうか?
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やめないこと [エッセイ]

毎週月曜日は,朝から神戸大で非常勤講師。そのあと午後一番で阪南大学で授業。

ということで移動時間などを考えると,結構タイトなスケジュールなのですが,今日はさらにタイト。期末試験シーズンで,いつもと時間割が変更。うまく乗り継ぎができれば,30分前ぐらいまでに到着できるはずだったのですが,こういう日に限ってJR環状線が事故で一時運転見合わせ。

やっとこさ10分前になんとか大学到着でした。それから3時間連続の試験監督。ようやくお昼ご飯(夕ご飯?)です。この歳になるとこたえます。

前振りが長くなりましたが,私の1つ年上のプロ野球選手,高津臣吾投手が独立リーグBCリーグの新潟に入団するそうです。
【新潟、42歳の高津獲得を発表 プロ野球セーブ歴代1位】
http://www.47news.jp/news/2011/01/post_20110124101800.html


かつてはヤクルトで最優秀救援投手にまで輝いたスタープレーヤー。とうに峠は越えている選手ですが,他の選手のようにあっさりと引退することなく,韓国や台湾でプレーを続けています。日本では「散り際」「引き際」の美学が尊ばれる傾向がありますが,ここまでくるととことんやって欲しいものです。

もう1歳年上にはサッカーの三浦知良選手,もっと上にも工藤公康投手など,現役にこだわるアスリートが沢山います。この程度でバテていてはいけませんね。


ナンバー2の男

ナンバー2の男

  • 作者: 高津 臣吾
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2004/04/15
  • メディア: 単行本



やめないよ (新潮新書)

やめないよ (新潮新書)

  • 作者: 三浦知良
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/01/14
  • メディア: 新書



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阪神・淡路大震災から16年 [エッセイ]

またこの日がやってきました。

16年たっても,あの日とその後のつらい思い出は消えません。

新聞やメディアの扱いも小さくなっていますが,あの日を知っている私たちは,決してその記憶を小さくさせていくことがあってはならないと思います。
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1995年1月17日 [エッセイ]

15回目です。もうなのか、まだなのか。人によって思いは違いますが,あれから15年です。

15年たった今でも,あの日の朝のことは鮮明に覚えています。

なぜかあの時刻の数分前に目覚め,天井と床が交互に動いていくあの時刻には,必死に食器棚を抑えていました。揺れが収まった瞬間に実家の親に電話をかけ,これはただ事ではない,しらばらく電話はつながらないと思うけど無事だから安心してと伝えたこと。

そしてその朝からしばらくの間,本当に衝撃的でつらい日々が続きました。

町中からミネラルウォーターが消えた光景。

当時勤めていた会社の同僚に救援物資を運ぶために担いでいった,大きなリュックサックの重み。同僚を待っていた駅で聞いた遠くのサイレン。

空から見た長田区周辺の焼け跡。

書きながらもまた,涙がこぼれてきます。

あの日の出来事は私の人生観を大きく変えました。

異国からではありますが,改めてあの日の犠牲者の方々に哀悼の意を表します。
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三遊亭円楽さん死去 [エッセイ]

週末なので,ちゃんとした記事を書こうと思っていたら,このニュースが。

【読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091030-OYT1T00813.htm?from=top

じつは落語がとても好きで,時々見に行っています。関西なので円楽さんの落語を生で見ることはできませんでしたが,とても好きな落語家さんの1人でした。

残念です。
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Danish Dynamite [エッセイ]

FIFAワールドカップ欧州予選Aグループ。先ほど我らがデンマークが強豪ポルトガルと引き分け。

前半に先制するも,もう負けられないポルトガルが圧倒的に押しまくる展開。ついに後半終了間際に同点に追いつかれてしまいましたが,4分間のロスタイムをなんとかしのぎきドローです。私が住んでいる場所は,ナショナルスタジアムへ徒歩10分程度のところ。窓を開けてテレビ観戦すると,会場のどよめきが数秒遅れですが聞こえてきて,臨場感たっぷりです。

7戦を終了して5勝2分の負けなし。グループ1位をキープです。最大のライバルポルトガルを1勝1分で押さえ込んだことで,本戦出場に大きく前進です。これに対してポルトガル。同じく7戦を終了して2勝1敗4分と大不振。グループ2位のハンガリーがスウェーデンに敗れたお陰でなんとか首の皮一枚で生き残っていますが,それでもグループ4位。本戦出場は赤信号です。

日本では馴染みの薄いデンマークチーム,通称Danish Dynamite。このまま本戦に勝ち進んで欲しいものです。

denmark.jpg


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次の首相は坂本龍馬? [エッセイ]

オリコンが行った調査です。「蘇って、現代の日本を立て直してほしい昔の偉人」という,なんともくだらない調査ですが,その結果がなかなか興味深い。

【ZAKZAK:現代の日本を救ってほしい偉人は? カリスマ性が鍵】
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082427_all.html

1位は坂本龍馬でほぼ予想通り。2位の織田信長も想定内ですが,それ以下がなかなか渋い結果です。

3位に聖徳太子。5位に徳川家光(家康ではなく)。8位には卑弥呼まで登場しています。歴史ブームの影響なのでしょうか。家光は凄すぎます。

4位に田中角栄が入っていますが,田中角栄が現代に蘇ったら,国民は本当に支持するのでしょうか。清廉潔白だが無能な政治家と,有能だが汚職に手を染めている政治家,果たして日本のためにはどちらが必要かという究極の選択があります。田中角栄はどちらかと言えば後者のカテゴリーに入ります。

今の日本は,おそらく前者を選んでいる(望むではなく)といえます。疑惑レベルでその政治家を表舞台から葬り去りますし,政治的な能力の評価の前にスキャンダルの有無が重視されます。

もちろん両方を兼ね備えた人がよいのでしょうが,それはなかなか難しい相談。坂本龍馬も織田信長も,みんなスキャンダルまみれでしたから(卑弥呼は知りませんが)。

たぶんスキャンダルの評価は簡単ですが,政治能力の有無を評価することが難しいことが原因の1つではないでしょうか。政治家に漠然と何かを期待するのではなく,こちらも評価の基準を提示する必要があるのかもしれません。

それにしても徳川家光がどうしてランクインしているのでしょう。何か仮説があったら教えてください。




坂本龍馬 (講談社学術文庫)

坂本龍馬 (講談社学術文庫)

  • 作者: 飛鳥井 雅道
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 文庫



徳川家光〈1〉 (山岡荘八歴史文庫)

徳川家光〈1〉 (山岡荘八歴史文庫)

  • 作者: 山岡 荘八
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1987/05
  • メディア: 文庫



鬼道の女王 卑弥呼〈上〉 (文春文庫)

鬼道の女王 卑弥呼〈上〉 (文春文庫)

  • 作者: 黒岩 重吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 文庫



聖徳太子の秘密 「聖者伝説」に隠された実像に迫る (PHP文庫)

聖徳太子の秘密 「聖者伝説」に隠された実像に迫る (PHP文庫)

  • 作者: 関 裕二
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/08/02
  • メディア: 文庫




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ミスユニバース 批判殺到で衣装変更 [エッセイ]

牛革製の黒振り袖に、下半身はショッキングピンクの下着とガーターベルト丸出し

そんな衣装で「日本代表」とされれば,批判が殺到するのは当たり前。ついに衣装変更だそうです。

【産経新聞:ミス・ユニバースの“過激すぎる衣装”、抗議殺到でデザイン変更】
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090731/tnr0907311405007-n1.htm

8月1日から選考が始まる「ミス・ユニバース」の日本代表、宮坂絵美里さん(25)が着用するナショナルコスチュームのデザインが見直されることが分かった。牛革製の黒振り袖に、下半身はショッキングピンクの下着とガーターベルト丸出しというド派手な衣装には国内外から批判が殺到。デザインを事前に知らされていなかった呉服店や帯職人もミス・ユニバース事務局に抗議した結果、変更を余儀なくされることとなった。(以上引用)

すでにご存知の方も多いでしょうが、詳しい衣装についてはリンク先をご覧下さい。確かにこれはないですね。ただ当初はデザイナーたちも強気の発言でした。

当初、イネス氏は《私が気にするのはファッション産業の有力者の評価だけ》、緒方氏も《「着物は奥ゆかしき日本人女性の象徴である」という現代の日本人が作り上げた妄想》などとブログに書き、強気の姿勢だった。(以上引用)

しかしあまりの批判の多さと、だまし討ちのような形にあった協力業者たちが商品供給のストップをちらつかせたことから事態は急変。変更へと向かったようです。

デザインの世界ですから,このような冒険も「アリ」でしょうし賛否両論があってよいと思います。ただ私が気になったのが上述のデザイナー会社社長のコメント。その方は今回の批判を着物と日本女性に対する「妄想」だと言い切っています。つまりあまりにも古くさいし,その考え方はステレオタイプだと言いたいのでしょう。

しかし私からすると,このデザイナーの感性もかなり「ステレオタイプ」で「古くさい」のではないかと思います。結局のところ日本=着物なわけです。さらにこのデザイナーの企画ではないのかもしれませんが,小道具として般若のお面が使われています。まさに安物の外国映画に出てくる、典型的な日本人の出で立ちなのでは? メイクもオリエンタルではありますが、日本のオリジナリティがなにかあるわけでもなく。

引用した記事で最後に出てくる和服専門学校の理事長さんのコメントが,今回の問題を一番端的に表しているのではないかと思います。

「あのデザインは当校の先生方も全員、下品すぎてショックを受けていました。着物に触れたことがない人には良いデザインなのかもしれませんが、私どもには単に着物をイヤらしい形にくり抜いたようにしか見えません。日本代表である以上、『ちゃんとした和服』というコンセプトを勝手に崩されては困る。見直しということでホッとしています」(以上引用)

伝統や既存文化への批判,挑戦もよいですが,批判する場合にはその原点をちゃんとおさえておかないと,こういうことになるのではないでしょうか。ただ欧米化してみせたところで,本家の欧米からは小馬鹿にされるだけです。堂々と日本文化をぶつければよいのだと思います。とくに海外で生活するとそのことを実感します。外国人が知りたいのは、日本文化そのものですから。

でもこのデザイナー「私の芸術を理解できる奴は日本にはいないのか」と思っているだけかもしれませんが。


日本文化の模倣と創造―オリジナリティとは何か (角川選書)

日本文化の模倣と創造―オリジナリティとは何か (角川選書)

  • 作者: 山田 奨治
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本



日本人と日本文化 (中公文庫)

日本人と日本文化 (中公文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 文庫



ヨーロッパ文化と日本文化 (岩波文庫)

ヨーロッパ文化と日本文化 (岩波文庫)

  • 作者: ルイス フロイス
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1991/06
  • メディア: 文庫



さて明日から8月。若干更新頻度が落ちるかもしれません。
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