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公立校の夜間授業 [大学マーケティング・シリーズ]

リクルート出身の中学校長が,夜間授業を計画したというニュースです。大手進学塾の講師を招いての補習授業のようなもののようですが,予想通り反発が出ているそうです。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_12/t2007122737_all.html

記事にもありますが,その理由の1つは「知育一辺倒では,知識偏重を煽ってしまう」というもの。すぐ反対するする方々は,どうしてこう縮小均衡的といいますか,orの発想といいますか,そんな考え方しかできないのでしょうか。

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私にとって少し怖い話 [大学マーケティング・シリーズ]

今日は東京で取材活動でした。そこで簡単に。

“大学産業”で働く私にとって少し怖い話が2つありました。少なくとも前者については,私が勤務する大学は大丈夫そうですので安心ですが,後者については有力校が次々にこのようなことをされてはたまりません。冬のホラー映画です。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071221AT1G2003921122007.html
http://www.asahi.com/life/update/1222/TKY200712210405.html


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仏教学部がなかった仏教大学 [大学マーケティング・シリーズ]

企業では,創業時の中核事業が現在ではなくなっている,という例はよくあります。しかし仏教大学なのに,仏教学部がなかったとは。ちょっとしたトリビアです。
それが今度,復活するそうです。

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早稲田の大阪侵攻 [大学マーケティング・シリーズ]

天下の早稲田大学が,近畿市場への本格的な侵攻を開始しました。

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阪大が東大を抜く? [大学マーケティング・シリーズ]

別に偏差値ではないです。学長の給料です。

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今日はオープンキャンパス [大学マーケティング・シリーズ]

すでに大学。一仕事終えています。今日はこの後,オープンキャンパスです。天候が思わしくありませんが,たくさんの高校生や保護者の方々,先生方にご来場いただけるとよいのですが。

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入試シーズン開幕 [大学マーケティング・シリーズ]

こう書くと,多くの人は驚くかもしれませんが,学生確保をめぐる大学間競争は,そろそろ本気モードに突入なのです。

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一橋大学がトリプルA [大学マーケティング・シリーズ]

大学も企業と同じく,格付けされる時代になってきました。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070917.html 

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青田買い 系列下の時代 [大学マーケティング・シリーズ]

ついにこのような時代です。http://www.asahi.com/life/update/0623/OSK200706230006.html

少子化になっている以上,一刻も早く学生を囲い込むしかありません。本気の生き残り競争に突入する教育産業です。


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教育産業の難しさ [大学マーケティング・シリーズ]

教育で営利。そう言うとコムスン問題のように,目くじらを立てて怒り出しそうな人がいるかもしれませんが,教育「サービス」もビジネス。非営利にすることはできません。国立大学まで独立採算制が厳しく問われている昨今,私立大学ともなれば営利を考えないわけにはいきません。利益は次の投資の源泉にもなり,新しいサービスを提供する原資になります。

利益を追求しようとすると,効率性が重視されます。この効率性を得るためには,規模を拡大する(規模の経済性),持っている能力をフル活用する(範囲の経済性)など,様々な方法があります。例えば最近の企業は,リストラ効果で莫大な利益を上げています。簡単に言うと,同じ仕事量を少ない人数で行うということ。人減らしです。

これを教育産業にあてはめると,生徒を集めるだけ集めて,教員数は増やさないという手法です。しかし教育産業ではそれはあまり許される行為ではありません。最近問題となっているNOVA問題(http://www.asahi.com/business/update/0616/TKY200706160162.html)でも,この手法を導入したが故に肝心のサービスがうけることができず,顧客に重大な損害を与えているわけです。

それならばと,近年は大学の資産をいろいろな形で使い回すという範囲の経済性で利益を出そうとしています。例えば社会人教育。普段は学生にしか教育サービスを提供していない教員や大学設備を,社会人向け教育に使おうというものです。他にも産学連携という名のもとにおこなわれる共同研究事業,早稲田大学のようにホテル事業にまで手を伸ばしているところもあります。

ただこれもクセモノ。大学教員も人間ですから,あまりにも使い回されると1サービスあたりのグレードは落ちてしまいます。大学の授業など楽なものだろうと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが,毎日大勢の人の前で話をするということは,想像以上に気力と体力を消費します。

また以前にもお話しましたが,大学教員の仕事は教育だけではありません。通常は教育,研究,学務(大学の事務仕事)の3つから構成されています。じつは私は今日も朝から大学に出て仕事をしていますが,4月から休日らしい休日はほとんどありません。平日も朝の7時から夜は10時ぐらいまで毎日働いていますし,私たち経営学者は研究室の中だけでなく,あちこちを飛び回っています。結構働いてるのです(まあ働いていない人も決して少なくはないのですが)。

愚痴はともかく,このように教育産業はなかなか利益を生み出しにくい構造になっています。しかしこれからの時代,大学経営も利益と投資(財テクという意味ではないですよ)。これを本気で考えていく必要があると思います。


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