世界一わかりやすい英文法の授業 [読書の杜]
毎週木曜日には、自分が読んでみて面白い本を紹介させていただこうかと思います。
第1回目は関正生著『世界一わかりやすい英文法の授業』です。
いわゆる受験参考書の類なのですが,アマゾンのレビューをみてもわかるように,じつは受験生ではなく私たち「大人」にとって興味深い本かもしれません。丸暗記になりがちな英文法の勉強を,感覚的に理解できるように導いてくれます。
たとえば私たちが受験生の頃一生懸命覚えた「進行形にできない動詞」。これを筆者は「5秒ごとに中断・再開できるものは進行形にできる」「それができなものは進行形にできない」とあっさりと解説します。だから同じhaveであっても,
I have two brothers. (兄弟の関係を5秒ごとに中断できないですよね。だから進行形にできない)
He is having dinner.(晩ご飯は5秒ごとに中断することは可能。だから進行形にできる)
と説明します。
受験対策としては不十分なところもあるのでしょうが,一度そのような期間を通過し,改め英文法ってなんだっけと振り返る世代には,目から鱗,なるほどねと思ってしまう話がふんだんにあります。「wouldは妄想中のサイン」というフレーズに笑ってしまいました。
ビジネス書や小説以外にも,このような参考書の類を読んでみるのも面白いかもしれません。教養の幅が広がるかも。
第1回目は関正生著『世界一わかりやすい英文法の授業』です。
いわゆる受験参考書の類なのですが,アマゾンのレビューをみてもわかるように,じつは受験生ではなく私たち「大人」にとって興味深い本かもしれません。丸暗記になりがちな英文法の勉強を,感覚的に理解できるように導いてくれます。
たとえば私たちが受験生の頃一生懸命覚えた「進行形にできない動詞」。これを筆者は「5秒ごとに中断・再開できるものは進行形にできる」「それができなものは進行形にできない」とあっさりと解説します。だから同じhaveであっても,
I have two brothers. (兄弟の関係を5秒ごとに中断できないですよね。だから進行形にできない)
He is having dinner.(晩ご飯は5秒ごとに中断することは可能。だから進行形にできる)
と説明します。
受験対策としては不十分なところもあるのでしょうが,一度そのような期間を通過し,改め英文法ってなんだっけと振り返る世代には,目から鱗,なるほどねと思ってしまう話がふんだんにあります。「wouldは妄想中のサイン」というフレーズに笑ってしまいました。
ビジネス書や小説以外にも,このような参考書の類を読んでみるのも面白いかもしれません。教養の幅が広がるかも。
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