絶版漫画を無料公開 [ビジネスモデル]
【産経新聞:絶版漫画を無料公開 違法UP対策、ビジネスモデル構築も】
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/101125/gam1011250753000-n1.htm
違法アップロードに業を煮やした漫画家さんが,作家にも収益が還元されるようなビジネスモデルを,ということで立ち上げを決めたようです。
記事によれば,絶版になり出版社の管理が届かなくなった作品はとくに対策が難しく,今回の仕組みが1つの解決策になれば,と赤松氏は考えたそうです。
著作物の絶版。この問題に困っているのは著作権者だけではありません。ユーザーも同じ。
研究の仕事をしているとよくこんなことがしょっちゅうです。一橋大学や神戸大学のような研究大学ならば,図書館にいけば,必要な本はほとんどあります。しかし私が勤務している大学のように,いわゆる教育大学の図書館では古典と呼ばれる重要な研究書であっても蔵書されていなかったりします。それだけに絶版問題は研究者にとっては非常に深刻です。
とくに近年は,いとも簡単に研究書が絶版になってしまいます。いつまでも紙媒体にこだわっているから管理が大変なのであり,さっさと電子化してしまえばよいのにと思うのですが,古い体質の出版業界はなかなか電子化には踏み切りません。
ならば,せめて絶版にしたものについては,このマンガのように著者が自由に電子化できるような仕組みを整えて欲しいものです。これも立派な企業の社会的責任だと思います。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/101125/gam1011250753000-n1.htm
違法アップロードに業を煮やした漫画家さんが,作家にも収益が還元されるようなビジネスモデルを,ということで立ち上げを決めたようです。
記事によれば,絶版になり出版社の管理が届かなくなった作品はとくに対策が難しく,今回の仕組みが1つの解決策になれば,と赤松氏は考えたそうです。
著作物の絶版。この問題に困っているのは著作権者だけではありません。ユーザーも同じ。
研究の仕事をしているとよくこんなことがしょっちゅうです。一橋大学や神戸大学のような研究大学ならば,図書館にいけば,必要な本はほとんどあります。しかし私が勤務している大学のように,いわゆる教育大学の図書館では古典と呼ばれる重要な研究書であっても蔵書されていなかったりします。それだけに絶版問題は研究者にとっては非常に深刻です。
とくに近年は,いとも簡単に研究書が絶版になってしまいます。いつまでも紙媒体にこだわっているから管理が大変なのであり,さっさと電子化してしまえばよいのにと思うのですが,古い体質の出版業界はなかなか電子化には踏み切りません。
ならば,せめて絶版にしたものについては,このマンガのように著者が自由に電子化できるような仕組みを整えて欲しいものです。これも立派な企業の社会的責任だと思います。
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電子書籍の正体 (別冊宝島) (別冊宝島 ノンフィクション)
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- メディア: 大型本
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