トヨタが旅客機開発に参入 [ビジネス一般]
事実上,世界一の自動車メーカーとなったトヨタが,国産ジェット機開発への参入を検討しているという報道がありました。
【朝日新聞】http://www.asahi.com/business/update/0305/TKY200803040427.html
と言っても,トヨタが単独で開発するわけではなく,三菱重工が進めている小型ジェット機開発に出資をする形で行われるようです。出資額は100億円程度とのことですが,この金額も2兆円を超える利益を誇るトヨタにとってどうということはないものでしょう。しかしYS-11以来途絶えていた国産旅客機の開発は,日本にとっての悲願でもあります。その重要なプロジェクトの後ろ盾にトヨタがついたことは,100億円以上の価値があるのかもしれません。
航空機産業では,原油高による燃費向上ニーズが高まっています。燃費向上と言えば日本のお家芸。またこのプロジェクトが狙っているのは小型機の開発ですが,小型のボディに高い居住空間をはめ込むことも日本のメーカーが得意としてきた分野です。さらに世界市場で競争力を失いつつある日本とって,飛行機というど派手な製品開発は,国威発揚という点で最適なプロジェクトとも言えるでしょう。
すでにボーイング社との取り組みで,日本企業は航空機産業において重要な役割を担ってきています。その技術蓄積を生かして,すばらしい製品を生み出してほしいものです。かつては零戦,YS-11など,世界を驚かせる飛行機を作ってきた日本なのですから。
【朝日新聞】http://www.asahi.com/business/update/0305/TKY200803040427.html
と言っても,トヨタが単独で開発するわけではなく,三菱重工が進めている小型ジェット機開発に出資をする形で行われるようです。出資額は100億円程度とのことですが,この金額も2兆円を超える利益を誇るトヨタにとってどうということはないものでしょう。しかしYS-11以来途絶えていた国産旅客機の開発は,日本にとっての悲願でもあります。その重要なプロジェクトの後ろ盾にトヨタがついたことは,100億円以上の価値があるのかもしれません。
航空機産業では,原油高による燃費向上ニーズが高まっています。燃費向上と言えば日本のお家芸。またこのプロジェクトが狙っているのは小型機の開発ですが,小型のボディに高い居住空間をはめ込むことも日本のメーカーが得意としてきた分野です。さらに世界市場で競争力を失いつつある日本とって,飛行機というど派手な製品開発は,国威発揚という点で最適なプロジェクトとも言えるでしょう。
すでにボーイング社との取り組みで,日本企業は航空機産業において重要な役割を担ってきています。その技術蓄積を生かして,すばらしい製品を生み出してほしいものです。かつては零戦,YS-11など,世界を驚かせる飛行機を作ってきた日本なのですから。
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